ネットショップでは、一般的に宅配便やメール便などを利用して商品を発送しますが、配送中に商品が破損してしまってはお客様に迷惑と不信感を与えてしまいます。
せっかくこだわりのある商品を販売していても、梱包の部分でお客様の満足度が下がってしまう可能性があります。
そんなもったいないことにならない為にも、梱包の基礎を身に付けておく必要があります。

この記事の目次
商品の梱包について
破損している商品がお客様のもとに届いてしまった場合、一度与えてしまった不信感は中々払拭することはできません。
二度とお店を利用してくれないかもしれませんし、更にはレビューや口コミなどで低評価になる場合も。
こういったリスクも念頭に置き、梱包も正確に行う必要があります。
梱包資材
梱包に必要な資材などは、ホームセンターやネットショップなどで購入できます。
押さえておきたい梱包資材
- 段ボール
- ガムテープ
- エアークッション
- 発泡シート
- 新聞紙
など
梱包資材の費用は、基本的にお客様側ではなく自店側の負担になります。
そのため、ネットショップを長期運用していく中、梱包資材の費用を抑えることは欠かせません。
出来る限り安い業者から仕入れるようにしましょう。
梱包時の5つのステップ
梱包する時の基本的な手順は以下のとおりです。
- 商品のサイズに適した段ボール類を用意
- エアークッションで商品をきれいに梱包
- 梱包済みの商品を段ボールに収納
- 段ボールと商品の隙間がある場合は、エアークッションまたは発泡シート、新聞紙などを詰める
- 段ボールの口をガムテープで閉じる
梱包する時のポイントについて
商品を梱包する時は、できるだけきれいに梱包するようにしましょう。
お客様が「梱包が汚いな」と思ってしまったら、いくら商品が良くても満足度は低減してしまいます。
英字新聞を使う!?
汚い梱包だと感じさせてしまう要因はいくつかありますが、特に気をつける点として段ボールと商品の間に詰める新聞紙です。
上手く詰められないと、汚い印象を与えてしまいがちです。

そこでおすすめしたいのが、英字新聞の使用です。
海外の商品を扱うオーナー様も多く取り入れている方法で、多少雑に詰めてもきれいな雰囲気に仕上げることができます。
取り扱いシール
取り扱いシールなどもきれいに貼るように心がけたいところです。
食器など割れやすい商品の場合は、割れ物注意などのシールは必須です。
シール類は、事前に宅配業者から提供してもらいましょう。
デザイン性があるガムテープ
段ボールの口を閉じる時のガムテープも、まっすぐ貼るだけできれいにみえます。
また、予算に少し余裕がある場合は、デザイン性のあるガムテープを利用するのもアイディアのひとつです。
一般的なガムテープより、お客様の気を少しでも引くことができます。
特に女性向けの商品を送る際は有効的といえます。
最後に
丁寧に梱包をしようとすると慣れるまで多少時間を要します。
ですが、時間をかけた分、ちょっとした手間がお客様に好印象を与えることに繋がります。
また、セール商品やオークション品などを梱包する場合、どうしても手を抜きがちになってしまいますが、こちらも同様にできるだけきれいに梱包するように心がけましょう。