ネットショップに必要なページ構成と優先すべき商品ページの重要性

ネットショップページ構成 種類
ページ内にプロモーションが含まれています。

ネットショップは一般的なホームページと違い作りが異なります。
ではどんなページでネットショップは構成されているのでしょうか。
今回は初心者の方向けに、ネットショップの構成および商品ページについてのお話です。

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ネットショップのページ構成(全体像)

ネットショップは、商品を売るために特化したWEBサイトです。
基本的に以下のようなページが存在し、ひとつのネットショップとして成り立っています。

  • トップページ
  • 商品一覧ページ
  • 商品検索結果ページ
  • 商品詳細ページ
  • 特定商取引法に基づく表記ページ
  • プライバシーポリシーページ
  • アカウントページ
  • メルマガ登録等のページ
  • 決済ページ
  • お問い合わせページ

など
※ネットショップ開業サービスによっても若干の違いはあります。

これだけあると「大変そう・・」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
ネットショップ開業サービス」などを使用すれば多くの場合、殆どのページが簡単に(ページによっては自動的に)作れるように工夫されています。

トップページを作り込むことで独自性を高める

トップページというのは、お店の外観や入り口となる部分です。
ネットショップ開業サービス」などを使用すればトップページも簡単に作ることができます。
しかし、簡単に作れる分、他店との差別化が図りづらいという難点があります。

そんな時は、トップページを作り込むことで、他店とは違う独自性(オリジナル)を出すことができます。
独自性を出すことは、お店を覚えてもらえるキッカケにもなるので、ぜひ何らかの施策をおこなっておきましょう。

特定商取引法に基づく表記は必須

特定商取引法に基づく表記とは、住所や電話番号、責任者の名前などを表記しておくページです。
ネットショップを運営するにあたり、これらの表記は法律上定められています。

個人でネットショップを開店しようとしている人の中には、抵抗がある人もいるかもしれませんが、ネットショップを始める上でのルールとして守るようにしましょう。

関連ネットショップ・特定商取引法の本名や住所、電話番号は必須なの?

商品一覧ページ

商品一覧ページは、商品が一覧で見れるページです。
カテゴリーページとも呼ばれます。

基本的に、ネットショップではカテゴリーに商品を紐付けていきます。
そうすることで、紐付けられた商品は該当するカテゴリーページ(商品一覧ページ)に表示される仕組みです。

商品検索結果ページ

ネットショップでは基本的に検索窓が設置されています。
ユーザーによっては、その検索窓からキーワードを入力し、欲しい商品を探します。
その結果画面が、商品検索結果ページにあたります。

商品詳細ページ

商品詳細ページは、その名の通り、商品の詳細が掲載されているページです。
ネットショップで買い物をしたことのある人なら、一度は見ているページになります。

実は、この商品詳細ページは、上記でご紹介した中のどのページよりも大切なページです。
その一番の理由は「カートボタン(購入ボタン)がある売上に直結するページ」だからです。

詳しくは、後半でお話しています。

あったらいいなページ

上記では、ネットショップに欠かせない基本ページのご紹介をしました。
こちらでは、「あったらいいなページ」ということで、必須ではないけど、あるとよりネットショップ運営に磨きがかかるページをご紹介します。

お店の魅力を伝えるページ

「当店について」のようなページがこれにあたるかと思いますが、ただお店の情報や挨拶をするだけでなく、他店と違うところや強みなどがある場合は、それらの情報もしっかりアピールします。

そうすることで、他店との差別化も図れますしショップへの信頼性にも繋がります。
もちろん、用意するだけでなく、そのページに誘導することも忘れずに行いましょう。

お客様の声ページ

ネットショップに訪問してくれたお客様は、色々なショップを比較して商品を選んでいます。
特に初めてのショップでお買い物をする時は、不安が大きいので安心してもらうことが大切です。

お客様の声ページを設けることで、第三者の声、評価、レビューとしてお客様が見てくれるので、新規見込み客の信頼性を得やすくなるというメリットがあります。

関連ネットショップ・レビュー(お客様の声)の集め方と効果的な見せ方とは?

ブログページ

ショップのオーナーさんやスタッフの方が運営しているブログです。
ブログの内容としては、日常をメインで綴ったものが良いでしょう。
お客様に興味を持ってもらい、親近感を抱かせる効果が期待できます。

たまにブログなどで、商品をメインに紹介している方がいますが、読者を減らす原因にもなってしまうのであまりおすすめできません。
商品を紹介することを一切なくすということではありませんが、バランスを考えてブログ記事を投稿していきましょう。

関連性のあるコンテンツページ

商品販売と直接関係のないけど、販売している商品に関連性のあるページも有効です。

例えば、革ジャン通販のネットショップを運営している場合、「革ジャンのお手入れの仕方」などのページを設けてあげることで、お客様にとって役立つコンテンツになりSEO効果も期待できます。

商品ページの重要性

商品ページを作り込む理由

初心者の方に多く見られるのが、トップページに目がいきがちになり、商品ページを疎かにしてしまうケースです。

「トップページを見栄え良くする、デザイン性の高いものにする」というのは決して間違いではありません。
前述でもお話させて頂いた通り、独自性は他店との差別化にもなりますし、信頼性にも繋がり、結果的に売上にも結びついてきます。

しかし、同じくらい「商品ページ」にも気を配る必要があります。
なぜなら、商品ページは、基本的にカートに商品を入れる前の直前のページになるわけなので、売上に大きく関係してくるからです。

検索結果から商品ページへ

お客様はどのようにして「商品ページにたどり着くのか」を考えてみましょう。

どの程度、その商品を欲しているかによっても変わってきますが、一般的には商品名で検索をかけたり、それに関連するキーワードで検索をかけ、検索結果一覧から気になったページをクリックし、商品ページへたどり着きます。

そこで、商品ページの情報や作りが疎かになっていたらどうでしょうか。

情報不足の商品ページは離脱率が高い!?

商品ページに訪れた時に「商品に対する情報があまり掲載されていない」「欲しい情報がなかった」と訪問者が思ってしまったら、当然、離脱の原因になりかねません。

せっかく訪れてくれたのに、情報不足、案内不足で他店へ流れてしまったら悔しいですよね。

関連情報の記載漏れに注意!「確認できない」が購入率低下の原因に。

トップページを作り込んでいたとしても・・

トップページにお金をかけてしっかり作り込んでいたとしても、商品ページの作りが雑で離脱の原因になってしまうショップさんもおられます。せっかくの苦労が水の泡ですよね。

上記のことからわかるように、商品ページは検索結果を経由して訪問者が最初に訪れるページ(ランディングページ)となるため、とても重要なページなんです。

関連売上UPを図るための商品ページの作り方。3つのパターンと準備すること。

まとめ

今回は「ネットショップに必要なページと商品ページの重要性」についてお話いたしました。

どんなページでネットショップが構成されているのか、なんとなく把握しておくだけでも、ネットショップを開店する際に役立つかと思われます。

また、すでにネットショップを運営されている方の中で「商品ページには説明文だけを羅列している状態」という人は、文章を読みやすくし適宜画像を入れるなど、ひと工夫してみるとお客様の反応が変わるかもしれません。

一方で、これからネットショップを開業される方は、トップページだけでなく、ぜひ商品ページにも力を入れるようにしましょう。

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